ハードディスクはいったい、いつ壊れるのか?
S.M.A.R.T. 情報

ハードディスクドライブ(以下、 HDD )とは?

HDD は、物理的にモーターで磁気を帯びた円板(プラッタ)を回転させて、そこに記録されている情報をヘッドと呼ばれる部品で読み書きをする記憶装置です。HDD にはシステムファイルやアプリケーション、書類といったコンピュータに必要な情報や、コンピュータを使って仕事をする我々に必要な情報を半永久的に保存しておくことができるので、1956 年に IBM が発明して以来、現在使われているパソコンなどでも多く採用されています。

プラッタは、一般的に市販されている HDD の場合1秒間に5400回転とか7200回転という超高速で回転させています(10000回転以上のものもあります)。レコードプレイヤーは1分間にLPレコードだと 33 1/3回転(3分間で100回転)です。そして、一般的な自動車のエンジン、1500ccの4ストロークの乗用車だと、時速40km/hを出すのに1分間で2000回転です。 HDD のプラッタがどれだけ高速で回っているかがおわかりいただけるかと思います。

回転させているモーターや軸受には精密で高精度なものが利用されていて、高速回転の技術を支えています。回転が高速なほどデータへのアクセスする速度はアップしますが、壊れやすくなってきます。現在では 2.5インチサイズでも 2TB という大容量のものが実現されていますので、ここが壊れたら 2TB のデータがなくなってしまうことになります。

HDD が壊れる原因例

  • Mac を落下させた衝撃で HDD が壊れた
  • 暑い部屋の中でパソコンを動かしていたら HDD からの反応がなくなった
  • 突然パソコンの電源が抜かれてしまい、再起動しても HDD からの反応がなくなった
  • 読み書き速度が遅くなってきたかな?と思ったら、その直後に「カチン」という音がして使えなくなった

などがあります。

バックアップは一見便利だが、作業も大変

内蔵ボリュームや外付ボリュームのバックアップを取っておけば、最悪の被害を免れることができます。ただし、バックアップをとっておいても、壊れる時には突然に HDD の故障はやってきます。

  1. ハードディスクを交換
  2. OSをインストール
  3. アプリケーションなどの環境整備
  4. 書類をバックアップからリストア

上記の作業は時間も要し、行っていた作業(仕事)にも支障を及ぼします。

HDD の障害の早期発見・故障の予測を目的とした技術

その技術こそが、Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology (S.M.A.R.T. : スマート) です。いつ HDD が壊れるのかを知ることができれば、すなわち HDD の寿命はあとどのぐらいなのか?を知ることができれば、あらかじめ HDD を交換することができ、無駄な時間を使わずに済むことができます。

Mac の場合には、S.M.A.R.T. 監視を「ディスクユーティリティ」を使って行うことができます。ディスクユーティリティを起動して調査したいハードディスク(パーティションではなく、ディスク全体です)を選択すると、ウィンドウの下に「S.M.A.R.T 状況」が表示されます。ただし、ここでは一切具体的なことは表示されず「検証済み」ということしか表示されません。もちろん、これだけでもディスクの状態がわからないわけではないのですが、S.M.A.R.T. の検証内容によっては「100 が新品状態で 10 以下になると壊れる」という、数値がどんどん減っていくものがあります。なので、この数値が読み取れなければあまり意味がありません。

TechTool Pro 8 の S.M.A.R.T. 監視

S.M.A.R.T 自体は非常に多くの検査項目を持っています。多くの項目の中から 診断しなければならない項目はそれぞれのツールによって違います。TechTool Pro 9 では、SSD の場合には特に重要な 13 項目、HDD の場合には特に重要な 23 項目をチェックしています。これらが全て成功している状態であれば問題ありませんが、それぞれの項目の黒丸が「失敗」の方向に動いているのであれば、壊れる前兆という事になります。

SSD の場合の S.M.A.R.T 検査項目:

  • 読み込みエラー発生率(1)
  • 再配置セクターカウント(5)
  • 電源投入時間(9)
  • 電源/切カウント(12)
  • 不正ブロック総数(169)
  • ウェアレベリング数(173)
  • 予期せぬパワーロス(174)
  • プログラム失敗数(チップ)(175)
  • 電源供給停止による緊急回避カウント(192)
  • 内部の温度(194)
  • 代替処理待ち不良セクタカウント(197)
  • UltraDMA CRC エラーカウント(199)
  • 温度スロットル(244)

HDD の場合の S.M.A.R.T 検査項目:

  • 読み込みエラー発生率(1)
  • スピンアップ時間(3)
  • 回転開始/停止カウント(4)
  • 再配置セクターカウント(5)
  • シークエラー発生率(7)
  • 電源投入時間(9)
  • 回転再試行カウント(10)
  • 電源/切カウント(12)
  • End-toEnd エラー(184)
  • 報告された修復不可能なエラー(187)
  • 命令タイムアウト(188)
  • 磁気ヘッドの高すぎる位置(189)
  • 温度の変化(190)
  • 衝撃感知時エラー率(191)
  • 電源供給停止による緊急回避カウント(192)
  • ロード/アンロードサイクルカウント(193)
  • 内部の温度(194)
  • 代替処理待ち不良セクタカウント(197)
  • 回復不可能なセクターカウント(198)
  • UltraDMA CRC エラーカウント(199)
  • 磁気ヘッド位置決め時間(240)
  • LBA 書き込み総数(241)
  • LAB 読み込み総数(242)

ハードディスクドライブ(以下、 HDD )とは?

HDD は、物理的にモーターで磁気を帯びた円板(プラッタ)を回転させて、そこに記録されている情報をヘッドと呼ばれる部品で読み書きをする記憶装置です。HDD にはシステムファイルやアプリケーション、書類といったコンピュータに必要な情報や、コンピュータを使って仕事をする我々に必要な情報を半永久的に保存しておくことができるので、1956 年に IBM が発明して以来、現在使われているパソコンなどでも多く採用されています。

プラッタは、一般的に市販されている HDD の場合1秒間に5400回転とか7200回転という超高速で回転させています(10000回転以上のものもあります)。レコードプレイヤーは1分間にLPレコードだと 33 1/3回転(3分間で100回転)です。そして、一般的な自動車のエンジン、1500ccの4ストロークの乗用車だと、時速40km/hを出すのに1分間で2000回転です。 HDD のプラッタがどれだけ高速で回っているかがおわかりいただけるかと思います。

回転させているモーターや軸受には精密で高精度なものが利用されていて、高速回転の技術を支えています。回転が高速なほどデータへのアクセスする速度はアップしますが、壊れやすくなってきます。現在では 2.5インチサイズでも 2TB という大容量のものが実現されていますので、ここが壊れたら 2TB のデータがなくなってしまうことになります。

HDD が壊れる原因例

  • Mac を落下させた衝撃で HDD が壊れた
  • 暑い部屋の中でパソコンを動かしていたら HDD からの反応がなくなった
  • 突然パソコンの電源が抜かれてしまい、再起動しても HDD からの反応がなくなった
  • 読み書き速度が遅くなってきたかな?と思ったら、その直後に「カチン」という音がして使えなくなった

などがあります。

バックアップは一見便利だが、作業も大変

内蔵ボリュームや外付ボリュームのバックアップを取っておけば、最悪の被害を免れることができます。ただし、バックアップをとっておいても、壊れる時には突然に HDD の故障はやってきます。

  1. ハードディスクを交換
  2. OSをインストール
  3. アプリケーションなどの環境整備
  4. 書類をバックアップからリストア

上記の作業は時間も要し、行っていた作業(仕事)にも支障を及ぼします。

HDD の障害の早期発見・故障の予測を目的とした技術

その技術こそが、Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology (S.M.A.R.T. : スマート) です。いつ HDD が壊れるのかを知ることができれば、すなわち HDD の寿命はあとどのぐらいなのか?を知ることができれば、あらかじめ HDD を交換することができ、無駄な時間を使わずに済むことができます。

Mac の場合には、S.M.A.R.T. 監視を「ディスクユーティリティ」を使って行うことができます。ディスクユーティリティを起動して調査したいハードディスク(パーティションではなく、ディスク全体です)を選択すると、ウィンドウの下に「S.M.A.R.T 状況」が表示されます。ただし、ここでは一切具体的なことは表示されず「検証済み」ということしか表示されません。もちろん、これだけでもディスクの状態がわからないわけではないのですが、S.M.A.R.T. の検証内容によっては「100 が新品状態で 10 以下になると壊れる」という、数値がどんどん減っていくものがあります。なので、この数値が読み取れなければあまり意味がありません。

TechTool Pro 8 の S.M.A.R.T. 監視

S.M.A.R.T 自体は非常に多くの検査項目を持っています。多くの項目の中から 診断しなければならない項目はそれぞれのツールによって違います。TechTool Pro 9 では、SSD の場合には特に重要な 13 項目、HDD の場合には特に重要な 23 項目をチェックしています。これらが全て成功している状態であれば問題ありませんが、それぞれの項目の黒丸が「失敗」の方向に動いているのであれば、壊れる前兆という事になります。

SSD の場合の S.M.A.R.T 検査項目:

  • 読み込みエラー発生率(1)
  • 再配置セクターカウント(5)
  • 電源投入時間(9)
  • 電源/切カウント(12)
  • 不正ブロック総数(169)
  • ウェアレベリング数(173)
  • 予期せぬパワーロス(174)
  • プログラム失敗数(チップ)(175)
  • 電源供給停止による緊急回避カウント(192)
  • 内部の温度(194)
  • 代替処理待ち不良セクタカウント(197)
  • UltraDMA CRC エラーカウント(199)
  • 温度スロットル(244)

HDD の場合の S.M.A.R.T 検査項目:

  • 読み込みエラー発生率(1)
  • スピンアップ時間(3)
  • 回転開始/停止カウント(4)
  • 再配置セクターカウント(5)
  • シークエラー発生率(7)
  • 電源投入時間(9)
  • 回転再試行カウント(10)
  • 電源/切カウント(12)
  • End-toEnd エラー(184)
  • 報告された修復不可能なエラー(187)
  • 命令タイムアウト(188)
  • 磁気ヘッドの高すぎる位置(189)
  • 温度の変化(190)
  • 衝撃感知時エラー率(191)
  • 電源供給停止による緊急回避カウント(192)
  • ロード/アンロードサイクルカウント(193)
  • 内部の温度(194)
  • 代替処理待ち不良セクタカウント(197)
  • 回復不可能なセクターカウント(198)
  • UltraDMA CRC エラーカウント(199)
  • 磁気ヘッド位置決め時間(240)
  • LBA 書き込み総数(241)
  • LAB 読み込み総数(242)
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